
GODOX XT16 と GODOX DP400ⅢV/SK400Ⅱ のワイヤレス接続方法
この記事では、当スタジオで無料レンタルしている「GODOX XT16(ワイヤレスフラッシュトリガー)」と「GODOX DP400ⅢV/DP600ⅢV(モノブロックストロボ)」のワイヤレス接続の方法について解説していきます。店舗によっては「GODOX SK400Ⅱ」を設置しておりますので、その場合の操作もあわせてご紹介しています。
この組み合わせでの設定方法から使い方までをしっかりとマスターできるように書きあげましたので、「とりあえず1灯(もしくは多灯)でワイヤレス接続がしたい」という方は、そちらだけを読んで設定いただければ、すぐに使いはじめることができます。
はじめに、この記事では2種類の機材がでてきます。
送信機の「GODOX XT16(ワイヤレスフラッシュトリガー)」と、受信機を内蔵したストロボ「GODOX DP400ⅢV/DP600ⅢV(モノブロックストロボ)」です。以降は、それぞれ「送信機」と「ストロボ」という表記で統一して解説しています。ストロボの型番は、本体の側面に書かれています。
とりあえず1灯(もしくは多灯)でワイヤレス接続する方法
送信機とストロボを以下のように設定します
以下のように設定します。イラストでは1灯の組み合わせですが、2灯目以降も同様に設定すれば、最大4灯のストロボを同時発光させることができます。

送信機
- カメラのホットシューに接続します。
- 電源をONにします。
- POWERダイヤルを[A]にあわせます。
- CHANNELスイッチを[CH1]の状態(すべてのスイッチが下側)にあわせます。
ストロボ
- 電源をONにします。
- LCDパネルにワイヤレスアイコンが表示されていることを確認します。表示されていない場合は、[ワイヤレス]ボタンを押してONにします。
- [GR/CH]ボタンを短押しするとグループ表示が点滅します。調整ダイヤルをまわして[A]を選択し、ダイヤルを押し込んで(SET)確定させます。
- [GR/CH]ボタンを2秒長押しするとチャンネル表示が点滅します。調整ダイヤルをまわして[CH 1](スイッチの絵柄がすべて下側)を選択し、ダイヤルを押し込んで確定させます。
SK400Ⅱ の場合も手順は同じです(調整つまみと[SET]ボタンで操作します)。ワイヤレス機能のON/OFFは、[GR/CH]ボタンと[S1/S2]ボタンの同時押しで切り替えます。
テスト発光を試してみます
設定がおわったら、送信機の[TEST]ボタンを押してみましょう。1灯(もしくは多灯)のストロボが発光すれば、設定は正しくできています。
パワーを送信機で調整します
送信機の[−][+]ボタンを押すことで、ストロボの発光パワーを変更することができます(SK400Ⅱ は 1/16〜1/1 の範囲)。
送信機もストロボどちらも[A]にパワーグループを設定しているので、送信機で設定したパワー調整はすべてのストロボに同時反映されます。
多灯利用時で、かつ、発光パワーを個別に調整したい場合
多灯利用していて、さらにストロボごとに発光パワーを個別に調整したい場合には、以下のように設定します。
[GR/CH]ボタンを短押しし、調整ダイヤル(SK400Ⅱ は調整つまみ)をまわして、ストロボごとに[A][B][C][D]にあわせて、押し込んで確定します。

あとは、送信機のPOWERダイヤルを、パワー調整したいストロボと同じグループにあわせます。
[−][+]ボタンで調整したのちに、[SET]ボタンを押すことで、個別にパワーの調整ができます
ここから先は、もっと詳しく細かい機能を知って、より使いこなしたい方向けの内容となります。
各部の名称と使い方
送信機(ワイヤレスフラッシュトリガー GODOX XT16)
そもそも「ワイヤレスフラッシュトリガー」がどういったものかというと、カメラ側にワイヤレスフラッシュトリガーを装着することで、カメラとストロボが離れている場合にも、カメラのシャッターのタイミングにあわせてストロボを自動的に発光させるための送信機になります。
この送信機は、当スタジオで無料レンタルしております。

① 電源スイッチ
電源スイッチは、本体側面にあります。上がON、下がOFFです。電源が入らないときは、まず電池を交換してみましょう。
② LCDパネル
設定状況などの各種情報が表示されます。
③ POWERダイヤル
パワーコントロールグループを設定するためのダイヤルです。ストロボののパワーグループとあわせることで、ワイヤレスで発光パワーなどを調整することができます。[A〜F / 0〜9]の16グループから選択できます。
④ CHANNELスイッチ
送信側と受信側を同じチャンネルに合わせることで、ワイヤレスでストロボを発光させることができるようになります。GODOX XT16には、以下の16チャンネルが用意されています。CHANNELスイッチを上下させて、送信側のチャンネルを設定できます。

⑤ SETボタン
基本的に利用することはありません。SETボタンを長押しすることで、ストロボの強さの単位を変更することができます。
⑥ BUZZボタン
ブザー音のON/OFFを切り替えることができます。
ブザーがONになると、LCDパネルにブザーアイコンが表示されます。
⑦ LAMPボタン
モデリングランプのON/OFFを切り替えることができます。
モデリングランプがONになると、LCDパネルにランプアイコンが表示されます。
⑧⑨ −ボタン / +ボタン
発光パワーを[−]ボタンで弱くしたり[+]ボタンで強くしたりすることができます。
⑩ TESTボタン
ストロボの発光テストができます。
ストロボ(モノブロックストロボ GODOX DP400ⅢV/DP600ⅢV)
当スタジオで無料レンタルしておりますモノブロックストロボ(GODOX DP400ⅢV/DP600ⅢV)は、受信機を内蔵しているタイプになります。DP600ⅢV も、ボタンの配置と操作は同じです。

① LCDパネル
発光パワー・グループ・チャンネル・ワイヤレスなどの設定状況が表示されます。
② ワイヤレスボタン
ワイヤレス機能のON/OFFを切り替えます。ONのときは、LCDパネルにワイヤレスアイコンが表示されます。
③ GR/CHボタン
短押しするとグループ表示が点滅し、調整ダイヤルでグループを設定することができます。また、2秒長押しするとチャンネル表示が点滅し、調整ダイヤルでチャンネルを設定することができます。
④ 調整ダイヤル + SETボタン
ダイヤルを回転させることで、発光パワーを調整することができます。
また、[GR/CH]ボタンと組み合わせることで、グループやチャンネルの設定を変更することができます。
また、押し込むことで、各種設定時のSETボタンとしても利用します。
⑤ モデリングランプボタン
モデリングランプ(光の当たり方を確認するための定常光)の点灯・消灯を切り替えます。LCDパネル下部に現在の状態(OFFなど)が表示されます。
⑥ C.Fnボタン
細かな動作を設定するカスタムファンクション用のボタンです。通常の撮影では使いません。
[モデリングランプ]ボタンと同時に押すと、本体をリセットできます(2つのボタンの間にある「RST」表示)。
⑦ S1/S2ボタン
ほかのストロボの光に反応して発光する「光スレーブ」の設定です。送信機を使うときは、LCDパネルに[S1][S2]が表示されていない状態でお使いください。
⑧ ブザーボタン
発光の準備ができたことを知らせるブザー音のON/OFFを切り替えます。
⑨ TESTボタン
ストロボの発光テストができます。
⑩ 電源スイッチ
電源スイッチです。「I」がON、「O」がOFFです。
⑪ USBポート
ファームウェアの更新などに使う端子です。通常の撮影では使いません。
⑫ SYNCジャック
シンクロケーブルを差し込むジャックです。当スタジオで無料レンタルしている機材の組み合わせでは利用することはございません。
⑬ 電源ソケット
電源ケーブルを差し込むソケットです。
ストロボ(モノブロックストロボ GODOX SK400Ⅱ)
当スタジオで無料レンタルしておりますモノブロックストロボ(GODOX SK400Ⅱ)は、受信機を内蔵しているタイプになります。

① 電源ソケット
電源ケーブルを差し込むソケットです。
② 電源スイッチ
電源スイッチです。上がON、下がOFFです。
③ LCDパネル
設定状況などの各種情報が表示されます。
④ 調整つまみ + SETボタン
つまみを回転させることで、1/16(最小)〜1/1(最大)で発光パワーを調整することができます。
また、[GR/CH]ボタンと組み合わせることで、グループやチャンネルの設定を変更することができます。
また、押し込むことで、各種設定時のSETボタンとしても利用します。
⑤ GR/CHボタン
短押しするとグループ番号が点滅し、調整つまみでグループを設定することができます。また、2秒長押しするとチャンネル番号が点滅し、調整つまみでチャンネルを設定することができます。
⑥ S1/S2ボタン
スレーブモードの切り替えボタンになります。ボタンを押すごとにLCDパネルに[ ][S1][S2]と表示されます。
スレーブモードとは、「送信機からの信号を受信することで発光する」のではなく「周囲にある他のストロボが発光することで、その発光を感知することで連動して発光する」モードになります。
[非表示]…スレーブモードがOFFの状態です。
[S1]…スレーブストロボとして利用できるようになります。周囲にある他のストロボの発光を感知することで、連動して発光させることができます。光ったものに反応して連動するだけの単純なシステムのため、他社製ストロボであっても同調させることができます。
[S2]…TTL調光のストロボに対応したスレーブモードです。1回目の発光(プリ発光)には連動せず、2回目を本発光と感知して連動します。
⑦ BUZZボタン
ブザー音のON/OFFを切り替えることができます。ブザーがONになると、LCDパネルにブザーアイコンが表示されます。リサイクル満了時、「ピッ」という音でお知らせしてくれます。
⑧ MOD/OFFボタン
モデリングランプのモード切り替えができます。
[OFF]…モデリングランプがOFFになります。
[PROP]…ストロボのパワーに連動してモデリングランプの明るさが自動で変化します。
[5%〜100%]…手動でモデリングランプの明るさを5%〜100%の範囲で調整できます。パーセンテージ輝度がLCDパネルに表示されている状態で[SET]ボタンを短押しすると、パーセンテージ輝度が点滅します。調整つまみをまわして5%〜100%の範囲で設定します。再度[SET]ボタンを短押しすることで確定させます。
[OFF]以外のモード時に、[MOD/OFF]ボタンを2秒長押しすると、ストロボ点灯時にモデリングランプが消灯する機能のON/OFFを切り替えることができます。ON時には、LCDパネルにアイコンが表示されます。
⑨ TESTボタン
ストロボの発光テストができます。
⑩ スレーブレシーバ
スレーブモードが[S1]もしくは[S2]になっている場合に、レシーバでストロボ発光を感知することで、同時にストロボ発光させることができます。
⑪ シンクロケーブルジャック
送信機が利用できないような場合に、φ3.5mm規格のシンクロケーブルを差し込むことで、シャッターにあわせてストロボを発光させることができます。
⑫ 外付けワイヤレスコントロールソケット
当スタジオで無料レンタルしている機材の組み合わせでは利用することはございません。
トラブルシューティング
ストロボが光らないときは、質問に答えて原因を切り分けるストロボが光らないときの確認手順もご覧ください。
チャンネルが正しく設定されているのにストロボが発光しない
ストロボのLCDパネルにワイヤレスアイコンが表示されているかを確認してください。表示されていない場合は、ワイヤレス機能がOFFになっています。DP400ⅢV/DP600ⅢV は[ワイヤレス]ボタン、SK400Ⅱ は[GR/CH]ボタンと[S1/S2]ボタンの同時押しで、ワイヤレス機能のON/OFFを切り替えられます。
また、LCDパネルに[S1][S2]が表示されている場合は、[S1/S2]ボタンを押して消してください。
離れるとストロボが発光しない
電池容量が少ない状態になると、LCDパネルにバッテリーアイコンが表示されます。バッテリーアイコンが表示された場合には、ただちに電池交換をしてください。低バッテリー警告が表示されていると、ストロボの発光が停止したり、送信機とストロボとの距離によっては、発光しない場合があります。
正常な動作をしない
本体をリセットすると、正常に戻ることがあります。DP400ⅢV/DP600ⅢV は[モデリングランプ]ボタンと[C.Fn]ボタン、SK400Ⅱ は[S1/S2]ボタンと[BUZZ]ボタンを同時に押すと、リセットできます。リセット後は、グループとチャンネルをもう一度設定してください。